癒香楽園 店長日記 - 2007/10/19

店長 布上

2007年10月19日(Fri)▲ページの先頭へ
銅鐸は赤銅色の輝き?
奈良文化財研究所の村上龍定跡研究員の分析
で、奈良県田原本町の唐子・鍵遺跡で出土し
た弥生時代中期後半と見られる銅鐸が、製造
時は新品の10円玉のような鮮やかな赤銅色
をしていたことが分かりました。同研究員が
分析のため銅鐸片の裏側を削ったところ、当
時の色が現れました。          
                    
銅鐸は銅、スズ、鉛を主な成分としており、
スズの含有量によって色合いがかわり、10
%で金色、20%で銀色っぽくなります。成
分分析のけっか、唐子・鍵遺跡の銅鐸片はス
ズが2.83%と極めて少ないことが判明し
ました。これは10円玉の1〜2%に近く、
色合いも似たものになる事が分かりました。
                    
同研究員は「銅鐸の種類に合わせて色に違い
が出るよう、スズの割合を変えていたのかも
しれない」と話しています。銅鐸は日本の弥
生時代に主に近畿から東海地方で見つかって
いますが、中国や韓国などでは同様の者は見
つかっていません。何らかの祭祀に使われた
と言われていますが、詳しい使用法などは未
だ解明されていません。         
                    
銅鐸というと教科書で見た黒っぽい色の物を
思い出しますが、鮮やかな赤銅色だったとす
るとまたイメージが変わってきます。もしか
すると使用目的などに応じて、色の違う物を
使ったりしていたのでしょうか。     
                    
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